QRコード
QRCODE
※カテゴリー別のRSSです
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
ももう
ももう

2019年11月26日

いつまで「きれいな母」幻想を持ち続けるのか、私

こんにちは。
いつも子泣き爺、ではなくリアル泣く子を負っているワンオペ自営ワーママのももうです。

ところで、先日、私買ってしまったんです……。

ヒト幹細胞が入ってる?だか、作用する?だかというお高い美容液。

しかし、この?マークの多さでお察しなのですが、要するに効果が分かって買ったんじゃなくて、いかにも「アンチエイジングに効きます!!」「お手軽にきれいになれます!!!」みたいな、美容部員さんの声に押されて買ったわけです。

で、使い始めてそろそろ二週間なんですが、効果のほどは正直よくわからない。

こういう美容液は、そもそものところ他のもの(化粧水とか)との相乗効果で結果が出るものなのだと思うのですが、私の場合2歳と0歳の年子を一人でお風呂に入れているという事情もあって、通常のスキンケアはオールインワンジェルのみ。

普段から砂漠と化したお肌ですから、これで繁忙期にさしかかった日には、溝と化したほうれい線とちりめん皺が鏡をみるたび「こんにちは!」とほほ笑んでくる次第。

これでは高い美容液を投入したところで、効果を感じるのは難しい、のかもしれません……。
(いやでも、使わなかったらもっと悲惨なことになりそうな気はひしひしと感じるので、無駄な出費ではないのですが。)

それが分かっていながら、でも買ってしまった美容液。
なんでかというと、私はいまのところ「きれいではない母」であり、しかし「きれいな母」にはなりたいと思っているからです。

世間には、「ママでもきれいに!」という情報が溢れています。

テレビや雑誌で見るママたちは、子連れでも優雅にカフェでお茶を楽しんだり、センスのある服装やバックでオシャレをしている。
あるいは着実なキャリアを積んで、社会人として確固たる地位を築いている。

彼女たちは私にとってあこがれの存在です。
なぜなら、私は、そうではないから。

「子どもがいるから」と言い訳して、適当な服を着ている、毎日。

あぁ私ダサいなー、と思いながら、だけどセンス良く服を着ることもできず、デパートで一念発起して買ったこの服は汚れたら嫌だし……とお気に入りはクローゼットにしまいっぱなし。

じゃあ仕事は? といえば、新しいことにはチャレンジせず、目の前のものを片付けるのに精一杯。

仕事の幅を広げるための交流会も、ここのところご無沙汰しており、鬱々と家にいて「なんで私ばっかり? 」とボヤいてばかり。

だから、せめてきれいになりたかった。
きれいであれば、そういう自分のことも許せると思った。


きれいになれば、きっと適当な服でもいい感じに見えるだろう
きれいになれば、きっと仕事だってもっと楽しくできるだろう。

これは幻想です。だけど、その幻想を信じたい。信じなければ、今のみじめな気持ちのやり場がない。

また、きれいになりたいと思う気持ちには、子どものためにも「みっともない母」でいてはいけないというプレッシャーもあります。

思い返せば小さいころ、あんまりぱっとしなかったAちゃんのママはすごく美人だった。
Bくんのパパはかっこよかった。
それに比べてうちのママは、パパは……と思った経験が、私にはあります。

だから、たぶん、私も同じように比べられるのです。
今はまだ小さいけれど、いずれ大きくなった娘たちから。

そこには親の内面だの、社会的評価だの、どれだけ栄養バランスのいい食事を作ってるかなんて関係ないのです。
きれいか、そうじゃないか。

子どものシビアなその評価が、私はとても怖いのです。

だから、きれいになりたかった。
三十も半ばを過ぎて自分の美醜だの洋服だのにあーだこーだいうのもなんだかみっともないと思うけれど、でも、私は当分この気持ちを忘れられそうにありません。


しかし美容液よ。 もっと全力で私の肌に働きかけてくれ!!!


↓今日の画像は先日夫が頂いてきた花束をぱちり。きれいなお花には心が洗われます♡
  


Posted by ももう at 13:27
Comments(0)育児雑記